KENGO's memo

ドイツ、カールスルーエ研究留学・インターン体験記、日々の思考の備忘録、フィリピン留学回顧録など

バーデンバーデン・フリードリヒス浴場は裸の楽園!?

前回の投稿から3週間ぐらい経ちました。無事に空き部屋を契約することができてネットもサクサク!ようやく腰を据えて家でも勉強できそう。この件に関してはまた別の機会に投稿します。今回はバーデンバーデンへ行った内容を書いています。ちょっと長いかも知れないですが、是非読んでくださいまし。

バーデンバーデンとは?

以前からドイツのガイドブックを見て気になっていたバーデンバーデン(Baden-Baden)。Badenとは「入浴する」という意味なのですが、そんなことは知らなくても、この名前は一度聞くとあまり忘れないでしょう。

ドイツでも有名な保養地として名が通っているらしく、そんな場所に2000年前にローマ人によって発見されたという源泉を使った歴史ある温泉施設があります。130年以上の歴史あるローマン・アイリッシュ式のお風呂文化を体験できるのが売りらしいです。

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温泉施設はフリードリヒス浴場(Friedrichsbad)とカラカラ浴場(Caracalla Therme)が有名ですが、フリードリヒ浴場は全裸混浴システムがあり、そしてサウナのインストラクションがちゃんとあります。(あと、地下には小さいですが遺跡もあります) 

ちなみにカラカラ浴場は水着着用らしく、フリードリヒのようにインストラクションはなく、自由にサウナやプールを行き来できるスタイルで、建物もめちゃくちゃ新しく綺麗な感じでした。

 

全裸で混浴といったスパ施設は日本では全く聞いたことがないですが、いろいろ調べるとドイツではそれが普通にあるようです。


例えばスパ施設があると、温水プールとサウナがあり、プールは水着着用、サウナは全裸というのが一般的らしく、その混浴も普通らしい… なんとも不思議な文化です。

 

銭湯・温泉好きな僕からしたら、「海外のお風呂文化はもちろん知っておきたい。」というのが表向きなモチベーションで、裏では「全裸混浴」に惹かれるやましい気持ちがあったのも男性なら分かってくれますよね?(笑)

 

ちょうどフランス留学中の高校からの友達がカールスルーエに遊びに来ていたのですが、カールスルーエは特に見どころもないし、ほとんどの場所が絶賛工事中なので、一緒にバーデンバーデンのその施設に行ってみることにしました。

いざ、バーデンバーデン、フリードリヒス浴場へ!

        

 

僕が今いるカールスルーエからバーデンバーデンへは電車で片道約30分、7.10ユーロ、駅から施設のある市街地まではバスで片道10分、2.4ユーロ、バス停から施設までは綺麗な街並みの中を徒歩10分ぐらい、となかなか安いし、少し遠出してのんびりするには良いところです。

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ただし、駅からバスに乗る際には、駅があまり観光地化されておらず目立った看板が全くなく分かりにくいので、バスも路線図を見ながらどれに乗るか見極めなければならないのが難点。

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バスはLeopoldsplatzへ行くのが一番近いですが、バスの関係で一つ手前のHindenburgplatzで降りて歩くのもできます。バスは休日でも10分おきにありましたが、夜になると本数が少なかったです。

特にLeopoldsplatzから駅に帰る便は要チェック!僕らは帰りのLeopoldsplatzからBaden-Baden Bahnhofへの便の時間を確認するのを忘れており、時間も限られていたのでタクシーを使う羽目になりました…

浴場の料金・システム

フリードリヒ浴場の基本料金は25ユーロ。

 

オプションで石鹸ブラシマッサージやクリームマッサージがそれぞれ12ユーロでつけることができ、最大49ユーロで温泉、サウナ、マッサージを楽しむことができる。だがいろいろ評判を見ているとマッサージはただブラシが痛いだけだというので、今回は基本料金の25ユーロで入場しました。

 

サウナはインストラクション通りに回りますが、全部で17行程あり、それぞれの行程で看板に定められた時間に従うと大体2時間ぐらいで回れます。


基本料金の25ユーロだと最大3時間まで施設内に滞在できますが、もちろん全行程を時間通りに回るかどうかは個人に任せられてるので、1時間で回りきるのも可能です。

 

入り口はエントランスに向かって右と左であり、右と左にそれぞれ17行程の部屋があります。この施設は曜日によって混浴だったり、男女別だったりするのでエントランスが分けられているのだと思います。


ちなみに月・木・土は男女別浴で、あとの曜日は混浴です。


でも、ガイドブックによく載っている最後のドーム状の浴場だけは入り口が右左関係なく合流しており、そのため男女別の日だったとしてもここだけは混浴になるので注意!


「なんやねん、結局混浴やんけ!」というツッコミを入れたくなるシステムです(笑)
ちなみに自分たちは混浴の日に行ったので脱衣所から男女同じでした。休日は混浴です。

 

各行程の時間はうろ憶えですが、行程は以下の感じでした。

 

1.シャワー3分

2.48度のサウナ5分

3.58度のサウナ5分

4 & 5 & 6.(マッサージオプション付けるとここで30分マッサージ)

7 & 8. 45度のスチームサウナ10分

9.36度の入浴10分

10.34度の入浴15分

11.28度の入浴5分

12.シャワー3分

13.18度の水風呂入浴一瞬だけ

14.タオルでドライ4分

15.保湿クリームを塗る

16.レストルームで毛布にくるまり保温30分

17.リーディングルームで30分

 

最初の8行程で身体の温度を徐々に高め、そして後半でクールダウンさせていくというのがコンセプト。血行を正常化させ、免疫力を高める効果があるのだそう。


17行程あると言いながら、最後の「リーディングルーム」とかは別に書かんでもええやろうと思いました笑 

 

リーディングルームと言ってもインスタントの紅茶が飲めるぐらいでプールサイドとかに並んでる寝そべれるベンチ(←言い方が分からん)も数が限られているし、読みものもそんなに無いのです…ちなみに8〜10ユーロのお金を払えばそのリーディングルームで軽い食事を取ることも出来ます。

体験した感想

サウナの温度を見てもらうとわかると思うんですが、日本の銭湯や温泉地で普通にのような高温で蒸されたサウナでは全くないです。あれはフィンランド式。今回のはローマン・アイリッシュ式。

 

最初のサウナ2連チャンでは汗が皮膚の近くまで来てるのが分かるが表面に全く出てこなかったのが新鮮でした。まさに低温じっくり暖めコースって感じです。

 

ちなみに低温サウナの部屋ではタイル絵が綺麗に描かれてありました。他の浴室にも描かれていましたが、何か日本的なものを感じます。


日本の銭湯がそういうローマの文化を取り入れたからそう錯覚するのかどうかは定かではないですが、この辺りについてはテルマエロマエを観てみようと思いました。次第に日本の銭湯文化の成り立ちも気になってくるなあ…

 

そして、これも想像できると思いますが、この28〜36度の低い温度の浴室だと、日本人は日本の銭湯や温泉を確実に恋しく思います。


全裸で浴槽に浸かっているのに、お湯ではない。ぬるすぎ
るのです。しかし、そんな気持ち悪さとは裏腹に、34度の入浴中には、何故か身体があったまりだしたのを感じました。


友達は気のせいだろうと言っていて何も感じていませんでしたが、自分は確かにじんわりと身体の内側からあったまりだしたのを感じました。もちろん水温はぬるく感じているのには変わりないです。不思議…


なるほど、これがローマ式のサウナなのかと実感を持って次の行程に移りましたが、それが最悪でした。


それは28度の浴槽5分。


28度の感覚は分かりにくいかもしれないですが、この温度まで来ると、ぬるいというより冷たいのが正しい。夏場の太平洋の暖められた海水温と同じ水温です。(わかりにくいか…(笑)、でもダイバーなら分かるはず!)夏場なら気持ち良いのかもしれないが、施設内もとても暖かいというわけではないので普通に5分間凍えただけでした。


さっきまでじんわりとあったまりだしていた身体が確実に冷えます。

 

他の人はその28度の浴槽をどうしていたかというと、さっきまで同じ時間配分で回っていた人たちは入っておらず、2人で28度を独占してました。


あるタイミングでその28度の浴槽に入ろうとした二人組の若い女性もいましたが、自分たちが他の人が入るのかどうか気になっていたところに来たため、その行動を凝視してしまったからいけなかったのか、それとも水温が冷たすぎて入るのを拒んだのか、どちらか断定できませんでしたが、その行程をスルーしていきました。

入った人がいても5分よりは短い時間だったような・・・


最後には、とどめの18度の水風呂でフィニッシュ。

 

身体は完全に凍りました。同時に再びこの施設に来ることはないと思いました。(でも、体験してみるのは重要だと思いますよ!)

 

次行くならもう少し、自分の好きなように身体を暖められてのんびりできるスパに行きます!

気になったこと

新しい場所で新しい体験をすると他の人がどうしているのか気になるのは人間の性だと思うが、スパ施設で気になったことを列挙しようと思います。

 

1.裸になることに対する抵抗 

ここは全裸で混浴ということを受付で必ず確認させられますが、それでも中に入ると他の人に裸を見られたくないと思う人は確かにいました。ただそれはごく少数で、もしそうしていると不自然に思われます。それ以外の人は、裸でいることを全く気にしておらず、サウナでは寝そべるタイプの木製チェアがありますが、老若男女問わず全てさらけ出しているのが新鮮でした。


やましい気持ちはある程度抑えてない限り、男性陣は丸見えなので大変なことになります(笑)いわずもがなですが。


ただ、あまり他の人の裸体を凝視してはいけません。気になってもチラ見ぐらいにとどめるのが大人ですね。


女性の方も、あまり裸を見られているという意識をしすぎてはいけないと思います。そこではそれが普通なので、裸でいることを嫌がっていると逆に目立ちます。

 

2.施設内は静かにしなくてはならないというルールが一応ある

日本のサウナだったり、入浴中は別に話していても何も言われないのが普通なのかなと思います。むしろ風呂やサウナに入りながら会話を楽しむのも一つの文化を作っていると思いますが、こちらではとにかく「静かに」と書かれています。


最初は戸惑いましたが、あまり大きな声で騒がない限り普通に会話してても問題ないと思います。まあある意味日本でもそうか…(笑)

 

3.浴槽で泳いじゃったりする

浴槽は40cmぐらいの浅いものもあれば1mぐらいの深いものもあるので、深くてスペースがあるところであると他の人は泳いでいました。


浴槽で泳ぐのはこちらでも実はタブーなのかもしれないですが、若い女性が何の躊躇もなく、他の人も浸かっている浴槽のど真ん中を泳ぐ光景には自分の目を疑いました。日本でそんなことをしてたら銭湯の名物頑固おじさんなるものに怒鳴られるでしょうね。


こちらで「温泉」と言っても、日本の感覚でいうと温水プールのお風呂版と捉えたほうがいいのでは?と思いました。

 

4.アンダーヘアの処理

自分はここに行く前にアンダーヘアの処理についていろいろと調べましたが、結局処理せずに行きました。


施設内には自分たち以外にもアジア人もまあまあいたし、皆処理せずにナチュラルだったので、気にしなければそのまま行けばいいと思います。欧米人でもナチュラルに生えてた人もいました。

 

アンダーヘアを処理せずに浴場を使うことに関して欧米人はどういう感覚を抱いているのか、マナー的なものがあるのかについてはまた今度友達に聞くことにして、分かれば加筆しようと思います。ただ今回一緒に行った友達はフランスに2年間いたこともあってか全剃りではないにしても、ちゃんと処理していました。ボーボーすぎるのは失礼なのかもしれない。

まとめ

・ローマン・アイリッシュ式の温泉とサウナは確かに身体の正常化には良さそう。

・じんわりと温められる新鮮な感覚とは裏腹にそれをぶち壊すような冷水には注意。

・逆に日本のお風呂文化が知りたくなる。

 

            
 

今度は、カラカラ浴場や他のスパ施設にでも行って、気ままにのんびりしたいと思います。またそのレポートも出来ればやろうかな。では!

 

KENGO