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KENGO's memo

カールスルーエ留学体験記、日々の思考の備忘録、フィリピン留学回顧録など

Januaryは新始動の月

月ごとの振り返り

気づけば、カールスルーエでの生活も折り返し地点を過ぎました。

正直なところ、「過ぎてしまった」というのが正しいです。研究活動での成果もまだ文章にまとめることできてもなければ、もともと予定していた5月以降のインターン先もいまだに決まっていない状況で、ちゃんと手を打っているはずなのにそれでも感じてしまう「焦り」が常に頭の中にあります。

トビタテ修行計画の質向上ともどかしさ 

2016年10月の時点で計画していたインターン先の企業から正式に断りの連絡をもらって以降、2017年5月以降のインターン探しをしなくてはなりませんでした。が、10月はそれに時間を割くこともできないぐらい家さがしで奔走することに。ずっと滞在していたホテルに追い出されることもあり、毎日家さがしでサバイバルでした。11、12月は家に住んでからの生活に慣れることや役所関係の書類作業、それまでできていなかったビザの手続き本格化した実験の作業、そして年末旅行の準備など…という形であっという間に時間が流れてしまいました。

12月から改めてこちらでのインターン候補企業の情報をまとめたり、絞っていたりしたのですが、新年があけ、企業のインターンの目的ややりたいこと、できること、得たいことをもう一度考え直しました。それに伴って、企業でのインターン以外に、アジアでのフィールドワークを考えるようになりました。

きっかけは日本のNPO(APEX)がインドネシアで炭のガス化の実例をつくっているのを知ったことでした。炭のガス化は日本の大学の方でも行っている研究で、それがすでにインドネシアのある村で稼働し、発電し電力を供給しているというのです。これはおそらく世界初の事例で、今後インドネシア、フィリピンなどといった島嶼国での無電化地域の電力供給の仕組みを変える可能性があります。ほかにもAPEXではバイオマスガス化発電施設をNEDOやSATREPS(JICAとJSTの共同プロジェクト)といった機関から支援されたプロジェクトもやっており、以前から一度は現地で視察させてもらいたいなと思っていました。

そもそも、私の1年間のトビタテでの修行テーマは「欧州とアジアをつなぐ再生可能エネルギーのリーダーになる」であり、欧州とアジアでの再生可能エネルギー(特にバイオマスエネルギー)の環境・エネルギー政策、ビジネス、技術、コミュニティの変化など全般を理解することが今回の大きな目的でした。「欧州」での研究活動とインターン以外にも、もしAPEXでのプラントの視察ができることがあれば、「アジア」ので実例かつ自分の研究内容に酷似した世界初の事例を見るというのもテーマにそったものであり、この1年間の経験をより濃くするものだと確信しました。APEXのインドネシアでの視察は交渉中です。

・・・と思っていたら、この文章を書いている途中に展開がありました。4月までは予定が確定しないとのことで、留学期間中のフィールドワークは見送ることにしました。帰国前の8月下旬または9月に視察を考えたいと思います。

一方で、企業のインターンの交渉はというと、リストに上げた企業にいくらメールを出しても、全く返信が帰ってこない状況。たまらず、日本の大学の指導教官やこちらでの指導教官にも自分がいけそうなインターン先がないかを聞いたり、FB上ではトビタテコミュニティと自分のポストにもヘルプの状況を投稿しました。ビザの申請やトビタテの計画変更申請期限が2月末というのもあり、かなり切羽詰まっています。まるで10月の家さがしの状況に似ており、精神的にも詰められています。(実際のところ、体調も少し崩してしまっています。)早く5月以降の計画が定まり、研究にも本腰が入れられるように祈るばかりです。

・・・と思っていたら、またまた、この文章を書いている途中に急展開が!1か月前に連絡していたドイツのバイオマスガス化のメーカーから連絡がありました。会社でインタビューをしたいということなのでもしかしたらすぐに決まるかもしれません…1か月も温めるなよ~

研究

研究のほうはというと、新年が明けてから新たに行っていく実験装置の組み立てを行って以降、まだ新たな実験はしていません。去年やり残していたサンプルの分析を数回行った程度で、基本的にはオフィスの時間が長かったです。そして、つい先日、2月から4月末までの課題が与えられました。簡単な論文を書いて、4月の最後のセミナーの機会に10月からの内容をまとめてプレゼンをするという内容でした。これまで具体的な予定がないまま研究活動をしていたので、(その分、自分の調べごとに時間が割けていてよかった点もありましたが)向かうべきゴールの枠組みが決まって少しほっとしています。インターン探しのことはありますが、あとは淡々と実験と論文作成に身を投じていくことになりそうです。

私生活

私生活のほうは、筋トレや週末にブログ記事をしたためるのがもはや習慣になりました。前に比べて見違えるぐらい筋肉量が増えました。筋肉をほめながら毎日筋トレ&プロテイン摂取に励んでいます。ブログ記事を書くのは少し骨が折れますが、経験したこと以上の情報を得られますし、振り返って咀嚼してまとめるというのは気分転換にもなるし、週末の時間の使い方としてとてもいいなーと思っています。

英会話、ドイツ語の勉強にはPodcastを使うようになりました。正直、「なんでいままでPodcastを使ってなかったんやろう?」と後悔しています。オフラインでも英会話の勉強や好きなDJのラジオを聞けるというのがおすすめ!オンラインのときにあらかじめ気に入っているプログラムをダウンロードしておけば、オフラインのときにできることの幅が増えるので、かなり重宝しています。(ちなみにこちらでのキャリアは通常の10€のプランだとだいたいどこでも通信量は750MBぐらいまでしか使えないので、Wi-fiが使えないところだと基本的にオフラインであることが多いのです。)

ヨーロッパで人気のテーマパーク、EuropaParkというところにもカールスルーエ留学中の日本人4人で行ってきました。テーマパークのキャラクターがユーロマウス君というやつで、どこかで見たことがあるような風貌をしていましたし、要所要所でツッコみどころが満載のとても楽しいテーマパークでした。(まるで中国のパクリディズニーランドみたいな(笑))行った日は冬シーズンの最終営業日が翌日に迫っているということもあってか(それとももともとなのか)、どのアトラクションも待ち時間0分というとてもうれしいコンディション。パーク内で一番速いジェットコースターは2回行きました。そして、なんとVRのヘッドマウントをつけて楽しむVRジェットコースターもあって、体験してきました。これほど楽しいジェットコースターはない!とおもいましたがやっぱりVRは頭が痛くなる…それだけが難点でした。乗り物以外にも、ショーが充実していて、サーカスだったりジャグリングだったり、どれを見ても質が高かったのが印象的でした。カールスルーエからはバスで1時間20分程度で行けました。機会があればぜひ!

この間は、念願のブンデスリーガ1部、ドルトムントマインツの試合を見に、マインツにも行ってきました。マインツホームのOpelArenaで立ち見でしたが、サッカーの専門スタジアムの雰囲気、とても楽しめました。ドルトムントの香川は試合には出ずベンチで温存、マインツの武藤は先発出場、後半で途中交代しましたが、どちらも間近で見れて良かったです。

EuropaParkとブンデスリーガのことについては時間があれば書こうかなと思います。(早く年末年始旅行書き終えなくては・・・)

最後に

同期の就活の話も最近ちょこちょこ耳にします。みんなやっぱり大学院の授業に研究に就活にいろいろてんやわんやみたいで話を聞いていて大変さがものすごく伝わってきます。修士1年の夏からインターンなどに本腰を入れていた人たちもいるので、実質的にそのあたりから就活が始まっているという意識がある人もいます。(僕は夏前は授業と留学準備で奔走していたのでインターンの応募すらしていませんでした。)自分も本来ならこの時期に就活をスタートしているのかと思うと、大企業orベンチャーの選択だったり、業種も「エネルギー分野に関わりたい」というだけでまだまだ幅が広いので、同じようにてんやわんやしていただろうなと容易に想像できます。何事も経験してみないと判断できない性格なのでなおさら。

僕の就活は1年遅れますが、いろいろちゃんと準備していないと失敗するなあと思わされました。まだ就活モードに入るには早いですが(というかいろいろ経験しながらキャリアの幅を広げたり、絞ったりするのは常にしていますが)、やはり最低でも語学力のばすのはこっちでしっかりやろうと思います。

同期がどんどん次のステージに向かっていて、それを横目に、たまに、俺は一体ドイツに来てまで何をしているんだろう?とか思ったり、謎の「焦り」を感じたりしちゃうのですが、その度に「僕は全力で遠回りしながら夢を追っている」といつも思い至ります。(と思うことにしています。それが人生ってもんでしょ!)

自分に厳しく、夢に向かって、お互いに頑張りましょう!

 

KENGO