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KENGO's memo

ドイツ、カールスルーエ研究留学・インターン体験記、日々の思考の備忘録、フィリピン留学回顧録など

Marchは健全なのに不健全な月

恒例の1か月間の振り返りログ。ほんとあっという間で3月も終わってしまいました。ついこないだ2月の振り返りを書いたと思ったのに。そして、僕のドイツ生活も6か月が終わりました。逆にまだあと5か月もあるのかよ!とか思っていますが、5月には環境が変わるのでそこからはまたあっと言う間に過ぎ去るのでしょう…カールスルーエもあと1か月。あと1か月で去るのかと思うとすでに寂しくなります。

研究

3月初めに提出予定だったインターンのレポートの提出は1週間遅れでしたが提出できました。論文形式でのレポートを英語で書くのが初めてだったので、なかなか苦労しました。今後、日本に帰っても英語でのレポートを作る機会はたくさんあるので、使いまわせるフレーズはまとめていった方がいいなあと思いました。

中旬には研究所長の研究室訪問があり、僕のインターン中の実験内容や成果を説明しました。指導教官も自分の研究成果をアピールする機会だったみたいで、僕以上に張り切って研究内容を説明していたのが印象的でした。研究所長は日本の教育における、学部4年以降は研究室に所属する形を取るという研究室のシステムについて興味があったみたいで、いろいろ質問してきました。他にも「このインターンは大学院のカリキュラムで必須なものなのか?」についても聞かれました。聞いた話によると、ドイツではインターンシップをすることが大学院のカリキュラムの中に組まれているみたいで、修士論文もそのインターン先での成果を書くことがあったりするらしく、大学院で研究室に所属して実験するということは一般的ではないみたいです。(KITだけのケースかもしれませんが。)修士論文を書くスパンも約半年らしく、ほとんどの期間は授業がメインだそうです。おそらく所長はこのKITでのインターンシップが僕の大学院のカリキュラムに関係しているのだと思っていたそうですが、このトビタテ!ドイツバイオマス修行(とでも改めて名づけておきます)は「日本での研究内容とここでの研究内容は近いし、同時に学べているが、ここでのインターンシップは大学院のカリキュラムと関係なく、個人的なものだ」ということを伝えておきました。

3月中旬には4月末のインターン終了時点までに終えることがおおよそ決まりました。実験機器の貸し出しの関係や分析機器の修理の関係で1月の終わり時点で組まれていた予定よりも半分ほど実験量が減りました。スケジュールの中でケツが見えているということで、本当に残すとこあと少しだという実感が湧いてきています。ただ4月の間にもまだまだ分析にかけないといけないサンプルもありますし、並行して実験を繰り返さないといけなかったり、いま想像するだけでも忙しそうです。データが出そろわない限りはプレゼンもレポートも仕上がらないので、分析機器の修理が終わるまではできる範囲のところに取り組んでいくことになりそうです。4月上旬には修理が終わっていて欲しい。でないといろいろヤバい。おそらくイースター休暇も返上でしょうね。(まあお金もないですし)

バイオマスガス化の触媒フィルターによるタール改質についての研究に並行して、バイオマスガス化技術、ビジネス、政策、社会の変化についての資料も徐々にまとめています。僕の今回のトビタテ!ドイツバイオマス修行(とでも改めて名づけておきます)では、技術研究だけにとどまらない包括的な視野でバイオマスエネルギーを考えることを掲げています。次の企業でのインターンシップが始まる前にそのあたりの基礎知識も整理しつつ、どこかのタイミングでこちらにもまとめて書いていこうと思っています!(自分でプレッシャーかけてます!)

生活

アイスランド旅行

3月3日から7日にかけて念願だったアイスランドに行くことができました。金曜月曜火曜と事前に休みをもらって、ドイツを飛び出し、アイスランドではゴールデンサークルの半日ツアーと氷の洞窟を見る南海岸への1泊2日のツアーの2つのツアーに参加しました。アイスランド、思った以上に寒くなかったです。アイスランドは風が強く、風が強い時はもちろん寒く感じるのですが、ガクガク震えるほどではなく耐えられる気温でした。

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目的の一つだったオーロラ観測も初日と2日目に見ることができたのでとても満足。(そのあとの日程では曇りが続いたので見ることはできませんでした)旅行に出る前にオーロラを撮るために買ったカメラの修理が間に合わないという事件があったのですが、先輩に借りていた一眼レフ(F値3.5)でもオーロラを写真に収めることができたのは不幸中の幸いでした。初めての氷河トレッキングも楽しめましたし、大自然あふれるアイスランド、相当満喫しました。(物価高すぎてビビり倒しましたが)これはまた別のエントリーで書こうと思います。

〇ランニングはじめました

陽が長くなり気温も15℃から18℃と上がってきたことから、3月は中旬になってからランニングをし始めました。いろいろ試行錯誤して考えた家の近くのランニングコースでしっかり走り込むとだいたい40分。家に帰って筋トレ20分のセットでちょうど1時間になるので区切りが良く丁度よい運動になります。

研究所から帰ったらだいたい17時半から18時半ぐらいなので、そこからいろいろ準備して、18時から19時ぐらいに走り出すというリズムが出来ました。サマータイムが3月26日からスタートした関係で、日没は20時ごろだし、危険を冒して夜道を走らなくてもいいのがいいんですよね。

そして、1月から積極的にPodcastを使うようになって、好きなDJをSubscribeしているので、DJの1時間のセットとこの運動の1時間セットがちょうど良い感じにマッチしています。DJがその週のお別れを告げる頃には、お風呂の準備に取り掛かっています。

気のせいか、ランニングをし始めてから朝起きる時間が前より早くなりました。ここまで継続して運動しているのは中学の部活以来なので、いまの年齢でこの運動を継続していくと何か新しい気づきがあるかもしれない…

1時間の運動のあとは風呂、プロテイン摂取、夕ご飯といった流れでだいたい1時間。20時から21時ぐらいからはフリータイムということになりますが、最近は寝るまでのこの約3時間から4時間のフリータイムがうまく使えないでいるのが悩みになっています。贅沢な悩みです。

〇引きこもりの週末

アイスランドに行った週以外の週末ではこれといって特にどこにも行くことがなく、ひたすら家に引きこもっていました。というかアイスランドに行った分お金を節約しないといけないので、どこにも行く気になれませんでした。これまで見たかった映画、ドラマをたくさん見ました。でもさすがに3週分の週末をずっとそうしていると「飽き」も来ますし、なにか、このままこの生活のスタイルだと廃人にでもなりそうな気分になります。3月中には、これは週末に限ったことではないですが、WBCやサッカーのアジア最終予選があったのはある意味いい感じのスパイスとなりましたが、明らかに、健全な週末の過ごし方ではないです。(ちなみにランニングは週4, 5回はしていますし、精神的に堕ちている状態ではないですが、なにかが引っかかっているのです。そういう意味での不健全です。)

さまざまな選択肢が広げられる「お金」があること、交友関係が広いこと、仕事以外のなにかに目標をもってコンスタントに取り組むこと、というのは生活のリズムを作って整えていく上において非常に大事なことだなあと思わされました。引きこもりもほどほどにしないとかえって休日が疲れて嫌になることを思い知らされた3月でした。やはり自分には2週間に1回ぐらいのペースでどこか遠くに出かけるのが合っていると確信しています。

〇4つの時間カテゴリー

「こんなに暇を持て余すことになるなんて…」と思うのは、ある意味で明確な達成目標がある生活リズムを失っているのが原因だと捉えられます。いかに無駄な時間を過ごしているのか理解するために、まずは毎日の時間をルーティン、ミッション、チャレンジ、リフレッシュの4つに振り分けてみました。

まず「ルーティン」はランニング・筋トレなどから通学時間にやっていること、家事など、ほぼ毎日行うこと全般を指します。たとえば、英語は常々勉強しなくてはと思うのですが、机に向かって英語の勉強だけに取り組むということももう長年やってないので気が進みません。代わりといってはなんですが、NHKのWorld Radioは毎日通学時間や自炊している合間に聞いているのでこれは完全に「ルーティン」での学習に分けられます。(ニュースを教材に使うのはとてもオススメです。特にNHKは政治ネタを中心に扱うのでそちらの方面の英語の勉強になります。)ルーティンワークが確立していると生活リズムにもメリハリがつきます。

「ミッション」は、お仕事や学業全般。自分の掲げている目標に直結した活動を指します。人生の軸といってもいいでしょう。いまは細かなことを言うとKITでの実験活動、レポート作成などから、トビタテの留学計画に関連したバイオマスのレポート作成がこれにあたります。より大きな目標では細かな活動のその上の目標である「欧州とアジアをつなぐバイオマスエネルギーのリーダーになる」だと言えます。自分の人生設計を考える、長期的な戦略のために事前に歩を進めておくこともこれにあたるかなと思います。

「チャレンジ」は週ごと、月ごとの細かな目標、かつ新しい何かへの挑戦を指します。4月の間は当分Geroge Orwellの1984を読破することと改めてドイツ語のボキャブラリーを増やすことに地道に取り組もうかと思います。「チャレンジ」は「ミッション」にも間接的に効いてくるものやうまくいけばいずれルーティン化することにもなるものも秘めています。NHKのWorld Radioは思い返せばそういうものでした。「とりあえずやってみるか」というものだったのものがいつの間にかなくてはならないものになりました。

最後に「リフレッシュ」は少しの暇を埋めるもの、合間の気分転換、ストレス解消、エネルギー充填になるようなことを指します。無理せずに楽しんできることはこれにあたるのかなと思います。ブログを書くのも一種の「リフレッシュ」にあたるのかなとか思ったりしますが、ゆるくやりすぎてまだ年末年始旅行が終わっていないのは中途半端であんま良くないですね。(文章は書き終えていますが写真の選定が終わっていない…)ランニングもある意味「リフレッシュ」にあたるのかと思ったりしますが、そういう重複もありでしょう。最近はこれが映画とドラマに偏り過ぎて、あんまりバランスが良くなかったのが反省です。しかもその時間が長すぎるのも逆にストレスになっていました。(平日でさえフリータイムの時間がありすぎて困っているのに、休日にもやることがなさすぎるのがストレスなんですが(笑))とにかく、この時間はあまり長すぎない方が自分にとってはいいようです。そもそも暇を持て余していることが自分にとってはあまり良くないみたいです。それにお金がないことによる出不精は最大の原因でもあります。何に使うかのほうが大事なのはもちろんですが、お金があることってとっても大事だと感じます。

こちらでは帰る時間が早いので、家に帰ってしまうと早い時間にどうしてもミッションモードが切れてしまいます。時間はしっかりコントロールできるものだと思うので、無理してでもできるだけ「ミッション」「チャレンジ」の時間を長めに取るように心がけて、「リフレッシュ」の時間を適度に減らして行けるように頑張ろうと思います。

 

KENGO