KENGO's memo

日々の思考の備忘録、ドイツ、カールスルーエ研究留学・インターン体験記

年末年始旅行② フィンランド編1日目

2016/2017の年末年始旅行で8泊9日フィンランドスウェーデン→イタリアと巡ってきました。今回はフィンランド3日間の1日目を振り返ります。

1日目はヘルシンキ

早朝からバス移動、フライト移動×2で少しくたくたな状態で13時にヘルシンキ空港に到着。北欧での旅行を共にする、学部時代の同期で同じく留学中の身である2人の友達と無事に合流できました。空港からヘルシンキ市内へ行くバスを探し、バスターミナルのほうへ。バスの運賃は5.50€。自販機がありクレジットカードで支払えました。ヘルシンキ中央駅周辺まで20~25分ぐらいでした。*チケットは90分有効です。

がっつりヘルシンキを観光するのはこの日しかなかったので、そのままヘルシンキ大聖堂、世界遺産スオメンリンナの要塞に行くことに。

ヘルシンキにそびえたつ白いシンボル(ヘルシンキ大聖堂)

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まずはヘルシンキ大聖堂。この日は快晴。青々とした空をバックにヘルシンキ大聖堂を見ることができました。(というか北欧滞在中はなぜか天気が良く、気温が8℃という日が続きました)少し高いところに建っているんですね。階段の段数は思ったよりもありましたが、頂上に来たとき海方向への眺めが良かったので思わず写真を撮っていました。

美しいサンセットバルト海(エテラ港&スオメンリンナ島)

そのあと、フェリーでスオメンリンナ島へ行くために、まずはエテラ港へ。f:id:kengosmemo:20170116041340j:plain  f:id:kengosmemo:20170116041630j:plain

フェリー乗り場(エテラ港)はヘルシンキ大聖堂から歩ける距離にあります。エテラ港では市場が開かれているそうですが、この日は12月26日でクリスマスの祝日だったからかやっていませんでした。

写真のようなエテラ港のあるあるな光景?を目にしつつフェリー乗り場を発見。(右の写真は駐車場にあるポールなんですが、カメの甲羅に棒がぶっ刺されているのはさすがにどこかから抗議が来てそう)フェリーは12時間有効パスで5€でした。これもクレジットカードでも買えます。

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運良くフェリーが来ていたので待ち時間なく即入船。

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15分でスオメンリンナ島に着くのですが、ちょうど夕暮れ時(なんと15時!)だったので、バルト海のきれいな景色が見れました。(風めっちゃ強かったですが)

事前に少しだけこちらを参考にしてスオメンリンナ島の観光情報を調べていました。スオメンリンナ島でひそかに楽しみにしていたのはクラフトビールが飲める醸造所併設のレストランであったりしたのですが、祝日のためにやっていませんでした。残念。

スオメンリンナの要塞(Fortress of Suomenlinna)はスウェーデン=フィンランドロシア帝国に対する守りを目的として、1748年に建設が着手されたらしいです。世界遺産には1991年に登録されました。

島内には住民もいるようで、ところどころに民家がありつつ、開けた道をずんずん進んで島の先端に来るころには砲台と要塞の城壁が現れてきました。改修工事をしているのか、島が浸食されているのか、ところどころに立ち入り禁止の柵もありました。

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島の一番端っこ、砲台が並んでいるほうから撮った写真がこんな感じ。下の写真の奥に見えているのが砲台の穴もある城壁です。…しかしめっちゃ眺めが良い。場所的にもここが軍事的に大事にされた場所ということが良くわかりました。風がかなり強かったのはありましたが、童心にもどって冒険気分を味わえたのはめちゃくちゃ楽しかったです。

このスオメンリンナ島、夏にはヘルシンキ民にとっての憩いの場所になるそうですが、かなり納得しました。都市からちょこっと離れて、余裕のある広さの芝生となだらかな丘がたくさんあり、のんびりするにはもってこいの場所。僕が行ったときにはさすがにそんなところに寝そべっている人はいませんでしたが、こんな場所が住んでいるところの近くにあれば毎週通いたいなと思ってました。

本土に帰って、ホテルにチェックイン。スーパーで買い込んだビールを冷蔵庫に入れ、晩飯を求めにホテル周辺を散策し行くことに。

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しかしながら、さっきから何度も言っているように、この日は祝日。事前に調べていたレストランは全滅でした。その日の間に日本食トークを何度も炸裂させていた僕らは、いつの間にか頭の中によぎっていた「ご飯もの」を求めて、北欧初日の夜に、まさかの中華料理屋に入るのでした。

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2日目に続く。

 

KENGO